
カバー工法をお勧めする理由
2025/8/19 12:01

「建築板金のカバー工法」とは、古くなった屋根や外壁の上に、新しい金属材(ガルバリウム鋼板など)を重ね張りする施工方法のことです。
① カバー工法が増えている・今後も増える理由
〇新築減少 → リフォーム需要の増加
日本は人口減少・住宅着工数の減少により、新築需要が縮小。その一方で、築20~30年以上の住宅がリフォーム時期に入っており、屋根改修の需要が拡大。その改修方法として「撤去が不要なカバー工法」が選ばれやすい。
〇 コストと工期のメリット
既存屋根の撤去費用や廃材処分費が不要 → 葺き替えより安い。工期も短く、住みながら施工が可能 → 施主にとって魅力的。
〇自然災害の影響
台風・大雨・地震などで屋根の不具合が増え、保険対応での改修工事が増加。再度被害にあわないようにと、耐久性の高い金属屋根材を使ったカバー工法を選ぶケースが多い。
〇環境・SDGsの流れ
廃材を出さずに済むため、環境負荷を抑えられる。脱炭素・省資源の流れに合致している → 自治体や施主の意識の変化も追い風。
〇法人建物(工場・倉庫・施設)にも広がる
工場・倉庫・病院などは「営業を止めずに工事したい」というニーズが強い。カバー工法なら騒音や粉じんが少なく、業務に支障を与えにくいため採用が増えている。
〇今後の見込み
屋根材市場全体は縮小しているが、リフォーム分野は逆に拡大。その中で「葺き替え」より「カバー工法」が選ばれる比率はさらに高まると予測されています。特に 金属屋根材を使ったカバー工法が主流化していく見込み。
まとめ
屋根リフォーム市場の中心が 「塗装」から「カバー工法」へシフトしており、住宅だけでなく工場・倉庫など法人建物でも採用が拡大しているため、今後も確実に増えていくと言えます。
②カバー工法のここが良い
〇コストを抑えやすい
既存屋根を撤去しないため、解体費・廃材処理費が不要。葺き替え工法に比べて 総額が安くなる。
〇工期が短い
解体作業がないため 工期が短い。工事中も既存屋根が防水しているので、雨が降っても室内に影響が出にくい。
〇性能が向上する
既存屋根と新しい屋根の 二重構造で断熱・遮音効果が高まる。ガルバリウム鋼板などの軽量金属材を使えば 耐久性・耐候性がアップ。
〇環境負荷が少ない
既存屋根を撤去しないので、産業廃棄物が少なく環境にやさしい。時代のニーズに合っている。築20〜30年のスレート屋根住宅が多く、下地はまだ使えるケースが多い。また「できるだけ安く・早く・安心にリフォームしたい」というニーズにマッチ。住宅ローン控除やリフォーム補助金などの制度活用もしやすい。
・注意点
〇下地(野地板など)が傷んでいる場合は、カバー工法では対応できず、葺き替えが必要になる。
〇建物の構造によっては重量が増えるため、構造チェックが必要。
〇施工品質によっては結露リスクが出るため、板金工の技術が重要。
カバー工法は「まだ下地がしっかりしている」「費用を抑えたい」「できるだけ短期間で済ませたい」という方に特にお勧めできます。
このような点から考えてもカバー工法が今後さらに加速していくこと間違いありません。
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